2006年6月12日
朝に辞す白帝彩雲の間
千里の江陵一日にして還る
両岸の猿声啼いて住まざるに
軽舟已に過ぐ万重の山
 (『早に白帝城を発す』李白)

七言絶句の傑作だそうです。国語の授業で習った人もいるかもしれません。
中国では猿といえば物悲しい鳴き声なのだそうです。猿なんて動物園でしか見たことないのでよくわかりませんが、甲高い声が峡谷に響くとそう感じるのでしょうか。まあ、そういう話をしている先生が「お猿さん」とか「パンダちゃん」とか連発してるので、聞いてる方としては何やらほのぼのとした気持ちが先に立ってしまうのですが。

この授業中、先生が五行の話をしたのですが、相克の順序で相生を説明して若干おかしなことになっていました。突っ込もうかとも思ったのですが、雑談だった上に内容がオタクっぽいので躊躇しまして。結局何もいわずに終わりました。私の消極性と度胸のなさが垣間見えるエピソードですね。

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